国防部の張暁剛報道官は9日の記者会見で、記者からの「G７の外相らとEUの上級代表が、解放軍が4月初めに台湾周辺で合同訓練を行ったことについて声明を発表し、中国側の『挑発』行為は両岸の緊張を高めるものであり、台湾海峡の平和と安定を脅かすいかなる一方的な行動にも反対すると表明したことについて、中国側のコメントは」との質問に答え、「一部の国と組織が公然と一つの中国の原則に背き、中国の内政に乱暴に干渉していることに対して、われわれは強い不満を抱いており、断固として反対する」と述べました。

　張報道官はまた、「東部戦区は台湾島周辺で共同訓練を実施し、比類なき勢いで『台湾独立』分裂勢力の傲慢さを打ち砕き、国家主権と領土保全を守っている。それは紛れもなく台湾海峡の平和と安定、台湾同胞の安全と幸福を断固として守っているということだ。台湾問題は中国の内政であり、台湾問題をどのように解決するかはいかなる外部の干渉も許されない。解放軍は絶え間なく訓練と戦争準備を行い、『台湾独立』勢力に打撃を加え、統一を促進することで、断固として『台湾独立』勢力の分裂行動と外国の干渉のたくらみを打ち砕いていく」と表明しました。（藍、坂下）