中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の慎海雄台長は28日、北京市内でロシアのリュビモワ文化相と会談しました。

　慎台長は席上、「中ロ両国の新時代の包括的戦略的協力パートナー関係は、習近平国家主席とプーチン大統領の戦略に導かれて高い水準で推移している。両国の映画での交流と協力は一層緊密になってきた。今年中国で開かれる国際映画祭に、ロシアが参加されることを歓迎する」と述べました。

　一方で、リュビモワ文化相は、「近年、両国は映画を含む各分野において、密接に交流を行い、豊かな成果を上げている。今後の一層の協力や、より多くの高いレベルの映画作品の共同制作を希望する。今年、モスクワで開催するユーラシア映画学院とユーラシア映画賞などに関連する活動に中国が参加されることを歓迎する」と表明しました。

　この会談には国家映画局の毛羽常務副局長、CMG編務会議メンバーの斉竹泉氏、ロシア文化省、在中国ロシア大使館の関係責任者らも出席しました。（殷、鈴木）