外交部の郭嘉昆報道官は27日の定例記者会見で、トランプ米大統領がこのほど、海外で製造された自動車に対する25％の関税導入を発表したことについて、「米国の措置は世界貿易機関（WTO）ルールに違反するだけでなく、自国の問題解決にもつながらない」と強調しました。

　郭報道官はまた、「われわれは米国の主要な貿易相手国が既に対応を表明していることに留意している。貿易戦争や関税戦争に勝者は存在せず、関税引き上げで発展し繁栄した国はない」と指摘しました。さらに、「米国の一方的な措置は、ルールに基づく多国間の貿易体制を損ない、各国国民の共通の利益を侵害するもので、自国の課題解決にもつながらない」と述べました。（MOKU、坂下）