王毅外交部長、韓国の趙兌烈外相と会談
06:46:32 2025-03-22
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 王毅外交部長は21日、東京で開催された第11回中日韓外相会議に出席した韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と会談を行いました。

 王毅外交部長は、「今年は中国人民抗日戦争勝利80周年であり、韓国の光復(解放)80周年でもあって、特別な意義を持つ年である。歴史は私たちに啓示と警告をもたらし、進むべき道を照らす教科書である。中国の対韓政策は安定しており、韓国の国内情勢がどのように変化しても、中韓は一貫して善隣友好関係を堅持している。韓国が中韓の戦略的パートナーシップを正しい方向に発展させ、中国と共に地域と世界の平和と繁栄に貢献していくことを期待している」と述べました。

 王毅部長はまた、「今年は中韓自由貿易協定(FTA)の発効10周年であり、双方はFTA第2段階の交渉を加速し、早期に合意に達するよう努力すべきである。中韓は共に自由貿易の受益者であり、擁護者でもある。双方は共同でグローバルサプライチェーンと産業チェーンの安定と円滑な運営を守っていくべきだ」と強調しました。

 趙兌烈外相はこれに対し、「韓国は韓中協力を非常に重視しており、アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議の開催などを機に、双方のハイレベルな交流と協力を強化し、地方、議会、青年、文化などさまざまな分野での交流を拡大し、両国国民の友好感情を深めていきたい」と述べました。(オウギ、坂下)

3月24日ニュース

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