中国大使 平和は世界各国が奏でる調和の楽章
05:24:59 2025-03-21
国連ジュネーブ事務局と在スイス国際機関中国政府代表部の中国常駐代表を務める陳旭大使は20日、赤十字国際委員会主催の「恒久的平和を促進する国際人道法」ハイレベルセミナーで発言し、中国の立場を表明しました。
陳大使は、「百年に一度の局面の大きな変化(百年変局)が深刻に進展し、世界の混乱が交錯し、衝突や大国間の対立、地政学的な矛盾が次々と発生し、国際人道法の基本的な原則がたびたび試練に直面し、人々は地球の未来に強い不安を抱いている。国際社会は、人道法の最低限の原則を厳守し、民間人の基本的な生存権を確実に保障すべきだ。また、二重基準を排し、国際人道法を普遍的かつ統一的に適用するとともに、協力を強化し、迅速・安全・円滑で持続可能な人道支援の提供を推進し、戦争の影響を受けた人々に対する生活の再建を支援する必要がある」との見解を示しました。
陳大使はまた、「平和は一国だけが奏でる独奏ではなく、世界各国が手を携えて奏でる調和のとれた楽章であり、国際社会の共同の努力が必要だ。国際人道法イニシアチブの提唱国の一つとして、中国は引き続き人類運命共同体の構築という旗を高く掲げ、すべての平和を愛する国々と共に、国際人道法への揺るぎないコミットメントを再確認し、恒久的な平和と普遍的な安全の実現に向けて知恵と力を捧げて世界に貢献していく」と表明しました。(雲、榊原)
3月21日ニュース
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