中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が主催し、駐カザフスタン中国大使館とカザフスタンアスタナ国際大学が共催する「春の中国：中国のチャンス 世界が共有」グローバル対話会カザフスタンセッションが14日、カザフスタンの首都アスタナで開催され、CMGの慎海雄台長がビデオメッセージを送りました。

　慎台長は、「世界的な課題に直面する中、いかなる国も単独で問題を解決することはできない。『クローズドな運用』よりも『オープンソース共有』、『デカップリング』よりも『協力・ウィンウィン』の方が良い」と述べ、CMGの取り組みについては「中国の経験や知恵を世界に伝え、世界と共有し、『中国を深く耕す』チャンスをより多く見つけ、中国式現代化の成果が世界により多くの恩恵をもたらすようにする」との意気込みを示しました。

　カザフスタンアスタナ国際大学のイルサリエフ学長は、「教育と学術研究分野におけるカザフスタンと中国の緊密な協力は、両国の文化交流と民心の相互理解をより促進するにちがいない」と述べました。

　カザフスタン議会マジリス（下院）のアビル議員は、「両国の戦略的協力関係は深化を続け、戦略的相互信頼はかつてないほど高まっている。両国が平等、互恵互利の原則に基づいて協力を深化させ、さまざまな分野の発展がさらに推進することを確信している」との見方を示しました。（朱、榊原）