CMG「春の中国」グローバル対話会 東京で開催
08:04:47 2025-03-18
Share

 中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が主催する「春の中国:中国のチャンス 世界が共有」グローバル対話会の日本セッションが17日、東京で開催されました。

 CMGの慎海雄台長がビデオメッセージを寄せました。中国の呉江浩駐日大使、日中友好協会の宇都宮徳一郎会長、日本国際貿易促進協会の安田真人理事長、日中協会の瀬野清水理事長、「村山首相談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長など両国の政界、財界、学界、文化界、メディア界の代表者を含む100人以上のゲストが出席し、中国の質の高い発展が世界にもたらすチャンスや中日両国の経済貿易協力、人的・文化的交流などのテーマについて深く議論しました。

 慎台長は、CMG傘下のCGTNが実施したグローバル世論調査では、回答者の9割以上が中国の経済力と科学技術力の強さを称賛し、中国の「巨大市場」が世界に「大きなチャンス」をもたらすことを期待していると述べました。また、CMGは世界最大規模、多様な事業形態と幅広い報道網を持つ総合的な国際メディアとして、中国式現代化の発展のチャンスを世界中の友人と共有したいと強調しました。

 呉大使は、今年は中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年に当たり、歴史を銘記することは未来を切り開くためであり、歴史を忘れることは進むべき方向を見失うことになると述べました。また、日本や世界中の平和を愛する正義の人々と共に、人類の良心と正義、戦後の国際秩序、中日両国と世界の恒久平和を守っていきたいと語りました。

 宇都宮会長は、今年は世界反ファシズム戦争勝利80周年であり、日中友好協会設立75周年でもあると述べ、同協会は「日中不再戦」の固い信念を持ち続け、両国の友好関係の発展に貢献していくと述べました。

 瀬野理事長は、CMGがメディアの強みを活かし、日中両国の相互理解を深め、人と人との心の交流が促進されることを期待すると述べました。

 藤田理事長は、日中友好がアジアひいては世界の平和と安定に寄与すると述べ、中国が提唱する「一帯一路」共同建設のイニシアチブが世界の発展を促進し、人類運命共同体の構築を推進する上で重要な貢献を果たしていると評価しました。(Yan、榊原)

3月21日ニュース

00:00 /