中国銀行業協会と全国工商連合会は17日、共同で提言書を発表し、各銀行は信用貸付サービスを最適化し、民間経済の発展に強力な金融支援を提供するよう提案しました。

　提言書は、民間企業への信用貸付サービスを最適化し、商品の革新を強化し、さまざまなタイプの民間企業により適切な商品、より簡便な貸付プロセスを提供するよう提起しています。

　中国銀行業協会の邢煒専任副会長は、「民間企業に対する年度サービス目標を制定し、信用貸付を増やし、サービス範囲を引き上げ、民間企業に対する安定的かつ効果的な信用供与を増やし、維持する。合理的な価格設定を基礎として、民間企業の総合的な資金調達コストを段階的に引き下げていく」と語りました。

　提言書はまた、民間企業に対する積極的な資金継続サービスを着実に実行し、貸付をむやみに停止、抑制、撤回、打ち切るのではなく、融資対象となる企業の価値やリスクを調査するデューデリジェンスと免責を前提として、民間企業の不良債権に対する許容度を合理的に高めることを明確にしました。さらに提言書は、小規模・零細経営主体を強力に支援し、個人経営者などにもより多く、より的確な金融サービスを提供すべきである提案しています。

　中国銀行業協会の会員は現在530社で、全国の主要政策銀行、商業銀行、農村信用社などがいずれも加盟しています。（非、榊原）