婚纱(hūn shā)ウェディングドレス

【意味】
「婚」は結婚、「纱」は薄絹、「婚纱」でウェディングドレスという意味となります。
【関連背景】
中国でウェディングドレスといえば、蘇州が産地として知られています。昔から「蘇州刺繍」で有名な街で、その繊細な刺繍の技術が現代のドレス作りにも応用され、多くの職人や技術者が集まる「ドレスの街」として知られるようになりました。
最近は、蘇州以外の小さな街でも注目されているところがあります。それが中国東部安徽省六安市の山間部にある小さな町、丁集鎮です。
「鎮」は中国の行政区画で、一般的には鎮の面積は約300平方キロ以上に及び、人口は2万人以上になります。
丁集鎮の人口は約5万人で、そのうちの1万5000人以上がウェディングドレス関連の仕事に携わっていて、関連企業は約500社に上ります。
ここで生産されたウェディングドレスやドレスは中国国内だけでなく、最近はアメリカやニュージーランド、スペインなど30ヶ国・地域にも輸出されています。年間約500万着のドレスが製作されていて、売上高は24億元(約500億円)に達するそうです。
丁集鎮のある服飾会社の責任者は「海外では、結婚式だけでなく、卒業パーティやダンスパーティーなどでもドレスを着るので、海外市場の規模は本当に大きい」と語っています。
アメリカの学校では、毎年5月から6月頃に卒業パーティが行われるので、2月頃には新しいドレスのデザインをして、6月までには急ピッチでドレスを作成して輸出するそうです。
【使い方】
全球新娘的梦想工厂:24亿元婚纱幸福产业的背后故事
(世界中の新婦に夢をもたらす工場 24億元のウェディングドレス幸福産業の裏話)
吴中第一名胜脚下,承包全国70% 婚纱
(蘇州・呉中一の名所の下で 全国70%のウェディングドレスを生産)
这群小镇创业者如何将“婚纱产业”搬回家乡?
(これらの町の企業家たちは「ウェディングドレス」産業をどうやって故郷に持ってきたのか)
担当:謝東、鳴海美紀
3月21日ニュース
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