「春の経済」をつかむ!アウトドア製品の生産と販売が活発に
11:33:13 2025-03-14
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 暖かくなるにつれて、多くの人が屋外へ出かけ、運動したり散策したりし始めています。多くのアウトドア用品企業が「春の経済」の商機をつかもうと、計画を早めて製品を刷新し、細分化された市場を開拓しています。

 浙江省寧波市のある金属製品企業の作業場では、労働者たちが軽量素材の屋外用ボトルの製造作業を急ピッチで進めています。現在、1日あたりの生産量は1万個を超え、発注量は前年同期比で約20%増加しました。

 紹介によりますと、軽量化はアウトドアスポーツ製品における最新のトレンドで、例えばマトリョーシカ人形のように何層にも重なった鍋には、水筒や大鍋、フライパンなど多くのアイテムを収容できます。もう一つの製品は、椅子、トレッキングポール、リュックサックの機能を一体化したリュック型アウトドアチェアで、企業では今年は受注が約20%程度増えると予想しています。

 アウトドアスポーツの人気の高まりに伴い、多くの企業は研究・開発にさらに力を入れ、テクノロジーを生かして細分化された市場を開拓しています。浙江省中部にある武義県のあるアウトドア用品メーカーが発売している炭素合金鋼製の折りたたみキャリーカートは、軽いにもかかわらず極めて大きな耐荷重を誇っており、年明け以来、電子商取引プラットフォームでの販売台数は3万台を越えました。

 また、杭州市のテントやレジャー用テーブル、椅子などの製品を生産するある企業は、登山、釣り、キャンプなどの細分化された分野をターゲットにしており、生地や実用性など多様な面から製品をアップグレードさせた新製品は、国内市場だけでなく、欧州やオセアニアなどの海外市場も開拓しました。(シンエン、坂下)

3月14日ニュース

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