中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）」は14日、全国人民代表大会（全人代）常務委員会の趙楽際委員長が全人代常務委員会の委託を受け、第14期全人代第3回会議で行った「全国人民代表大会常務委員会活動報告」の全文を掲載・放送する権限を与えられました。第14期全人代第3回会議は11日、全人代常務委員会の活動報告に関する決議を採択し、この報告を承認しました。 

　報告書は以下の六つの面から過去1年間の活動を振り返りました。憲法の執行と監督を強化し、憲法の権威と尊厳を守ること。立法の職責を真剣に履行し、中国の特色ある社会主義法律体系を絶えず改善すること。法に基づいて監督の職権を行使し、党と国家の監督体系において全人代が果たす監督の重要な役割を発揮すること。代表の活動を強化、改善し、代表が法に基づいて職責を履行することを支持し、保障すること。全人代が対外交流に果たす役割を積極的かつ効果的に展開し、国家外交の大局に奉仕すること。常務委員会自体の建設を全面的に強化し、法に基づいた職責履行能力とレベルを向上させることです。 

　また、今後1年間の取り組みについて、報告書では、憲法の執行と監督の職責の履行、質の高い立法活動の推進、国の大局に即した、しっかりとした監督の実施、全人代代表の充分な役割発揮、全人代としての対外交流の強化、「四つの機関（政治機関、国家権力機関、実務機関、代表機関）」建設の着実な推進などが取り上げられています。（ZHL、坂下）