<全人代>商務部「米の対中追加関税は人に損失を与えても自分の利にはならない」
11:39:40 2025-03-06
中国の第14期全国人民代表大会第3回会議は6日に経済をテーマとする記者会見を開き、商務部の王文涛部長が米国の追加関税徴収などの問題について国内外記者からの質問に答えました。
王部長によりますと、「米国がフェンタニル問題を理由として中国からの輸入品に追加関税を課すのは是非を混同し、白黒を逆転させる行為だ。米国の貿易投資規制は典型的な一国主義で、いじめ行為であり、人に損失を与えても自分の利にはならない。脅迫は中国には通用しないし、中国を怖がらせることもできない。中米がそれぞれ成功を収めることは、お互いにとって脅威ではなくチャンスである。中米協力は両国国民の根本的利益に合致しており、国際社会の期待にも沿っている」と述べました。
王部長はまた、「米国の対中追加関税は人に損失を与えても自分の利にはならない典型的な例だ。米国の関税追加措置が発表されてから、米国の三大株価指数はいずれも下落した。貿易戦争には勝者はおらず、保護主義には活路はない。米国の一国主義といじめ行為は時勢に逆行したもので、国際社会から大きな懸念と反対を引き起こしている」と強調しました。(シンエン、坂下)
3月21日ニュース
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