中国の第14期全国人民代表大会第3回会議は6日に経済をテーマとする記者会見を開き、関係部門の責任者らが発展と改革、財政予算、ビジネス、金融・証券などの問題について国内外記者からの質問に答えました。

　中国の中央銀行である中国人民銀行の潘功勝総裁の紹介によりますと、中国の科学技術のイノベーションは活力に富んでおり、国内外投資家の大きな注目を集めています。中国政府は国際投資家による中国のハイテク企業への投資を歓迎し、市場志向に基づいた投資行為の道具化、政治化に反対し、不正な投資障壁を設けることにも断固反対するということです。

　また、中国商務部の王文涛部長は席上、今年は消費拡大と国民生活の改善を結びつけながら、商品消費とサービス消費を統合的に推進し、より多くの実務的で有効な措置を打ち出していくと明らかにしました。例として、買い替えキャンペーンへの取り組みを強化・拡大し、国民により多くの利益をもたらす形でアップグレードを図り、買い替え補助金の適用品目を拡大することなどを挙げました。（Lin、坂下）