スターバックスのブライアン・ニコル最高経営責任者（CEO）はこのほど、社員向けの書簡で「スターバックス再興計画を達成するため、1月にグローバルサポートチームの役割、構造、規模を評価していると共有した。今週、既存の1100のポジションと数百の空席ポジションを削減する変更を伝える」と述べました。

　ニコル氏は、スターバックスが組織構造を簡素化し、階層や重複を排除し、小規模で柔軟なチームを作成していると説明し、「われわれの目標は、運営効率の向上、責任の明確化、複雑性の低減、そして優先事項へのより大きな影響を促進することだ」と述べました。

　また、ニコル氏は「このニュースが困難であることは理解している。これは経営陣が軽率に下した決定ではない」とした上で、スターバックスの将来の成功のために必要な変革だと言及しました。また、適切なポジションの設定や採用も継続するとしています。

　この人員削減に関して、スターバックス中国は「スターバックス中国の社員は今回の削減対象には含まれていない」と説明し、「スターバックスは中国市場の広大な可能性を確信している。高品質で収益性があり、持続可能な成長戦略を堅持し、顧客に高品質のコーヒーと独自のスターバックス体験を提供し続ける」とコメントしました。