米国の対中追加関税徴収に断固反対 商務部
07:28:05 2025-02-28
商務部の報道官は28日、米国が現地東部時間27日に、3月4日からフェンタニルを理由に中国製品にさらに10%の関税を課すとの決定を発表したことを受けて記者からの質問に答え、「中国は『一方的な関税は世界貿易機関(WTO)のルールに違反し、多国間貿易体制を破壊する』と繰り返し表明しており、断固として反対する」と述べました。
報道官はまた、「中国は世界で最も麻薬取締政策が厳しく、最も徹底的に執行してきた国の一つであり、米国を含む世界各国と積極的に麻薬取締の国際協力を展開している。米国は客観的な事実を無視し、これまでにもフェンタニルなどを理由に中国に10%の関税を課してきたが、今回再び追加関税を課すと脅している。このような行為は自身の問題解決に役立たたないばかりか、米国企業と消費者の負担を増大させ、世界の産業チェーンの安定を破壊することになるだろう」と懸念を示しました。
報道官はさらに、「中国は、米国が過ちを繰り返さず、平等な対話を通じて意見の相違を適切に解決する正しいレールに戻ることを望んでいる。米国が独断専行すれば、中国は必要なあらゆる報復措置をとり、自身の合法的権益を守っていく」と表明しました。(藍、坂下)
3月21日ニュース
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