王毅外交部長 「平和と安定は国際社会共通の追求」
王毅外交部長は22日、一連の外遊を終えた後、中国メディアの取材に応じました。王部長は英国とアイルランドへの訪問を皮切りに、第61回ミュンヘン安全保障会議への出席、ニューヨークで国連安全保障理事会ハイレベル会議の主宰、南アフリカでG 20外相会議に出席しました。
王部長は、「今回の外遊期間中、各国の外相を含む政府要人と数十回交流したが、その印象は」と記者から質問された際、「各方面との交流を通じて、三つの点が印象的だった。第1に、平和と安定は国際社会に共通する追求であり、ほとんどの国は戦争の鎮静化を望んでおり、ホットスポットの冷却を期待し、分裂と対抗を懸念し、ともすれば武力に訴えることに反対している。第2に、発展と繁栄は各国の切実な期待だ。そのうち、グローバルサウス諸国が発展と振興を追求する願望はより切実で、特に持続可能な発展とグリーン転換を重視している。貿易戦は人の心を得られず、一方的な制裁は必ず逆効果となる。第3に、中国が役割を果たすと期待されるのは普遍的な声だ。ますます多くの国は、中国が激動する世界中の安定した要であると認識しており、中国が世界のさまざまな課題に対応するために役割を果たし、貢献するよう望まれており、私たちはこの重い責任をますます感じている」と述べました。
王外交部長はまた、「国際情勢がどのように変化しても、中国は戦略的な自制能力を維持し、外部のすべての不確実性を自身の確実性で解消していく。私たちはまず、揺るぐことなく自国のことをしっかりと実行し、中国式現代化を大きく推進するとともに、大国の責任と義務を担い、真の多国間主義を実践し、世界の発展事業により積極的に参加し、各国、特にグローバルサウス諸国とともに、世界の現代化の実現に力を注ぎ、人類運命共同体の構築という崇高な目標に向かってたゆまず努力していく」と表明しました。(藍、榊原)
3月21日ニュース
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