ミャンマー・ミャワディ地区の中国籍詐欺容疑者200人 本国送還で南京に到着
12:58:47 2025-02-20
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 ミャンマーから中国に送還された同国ミャワディ地区にいた中国籍詐欺容疑者200人が20日午後、中国のチャーター便で江蘇省の南京禄口国際空港に到着しました。中国本国に護送したのは中国の警察でした。今後数日間で、さらに800人以上の中国人詐欺容疑者が順次送還される予定です。これは中国、ミャンマー、タイ3カ国が国際的な警察協力によって得られた重要な成果です。

 外交部の郭嘉昆報道官は同件について20日の定例記者会見で、「中国はタイやミャンマーなどの国と積極的に二国間および多国間の協力を進め、不法活動者の関係国での犯罪を防ぐための総合的な対策を講じ、オンライン賭博や通信詐欺などの悪質な行為を根絶し、人々の生命と財産の安全、さらに地域の国家間の正常な交流の秩序を守るために努力している」と述べました。

 ミャンマー当局は130日から217日までの間、不法入国した外国人1303人を拘束しました。その多くが通信詐欺やオンライン賭博に関与していたとされています。ミャンマー、中国、タイの高官による合同作業部会は不法入国者の身元確認と詳細を調べて送還手続きを進めています。(雲、鈴木)

4月15日ニュース

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