パレスチナ自治政府駐在中国事務所は17日、中国政府によるガザ地区への新たな緊急人道支援物資の提供に関して、パレスチナのサマフ・ハマド社会開発大臣と交換文書に署名しました。

　在パレスチナ中国事務所の責任者である李鑫氏は、「この支援は2024年に発表された対パレスチナ支援措置の重要な一部だ。中国はヨルダン・ハシム慈善団体と協力し、ガザの6万世帯に食料パックの提供を予定している。ガザでの衝突以来、中国は何度もガザ地区に緊急人道支援を実施しており、状況がどのように変化しようとも、中国はパレスチナ人民が民族の正当な権利を回復する正義の事業を引き続き堅持し、『二国家解決案』を基盤にパレスチナ問題が公正に解決されるよう努力を続けていく」と表明しました。

　サマフ大臣は、パレスチナ政府は中国がパレスチナに対する正義の立場を常に堅持していることを高く称賛し、これまでの支援に心から感謝していることを表明し、中国が地域の平和と安定を実現するためにさらに大きな役割を果たすことを期待すると述べました。（雲、榊原）