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王毅外交部長、ウクライナ、フランス、イスラエルの外相と個別に会談
09:20:16 2025-02-16
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 ミュンヘン安全保障会議に出席した中国共産党中央政治局委員の王毅外交部長は現地時間215日、ウクライナのシビハ外相、フランスのバロ外相、イスラエルのサール外相と個別に会談しました。

 王部長はウクライナのセビガ外相との会談で、「中国は平和のために力を注ぐあらゆる努力を支持し、すべての当事者に受け入れられる公平で恒久的かつ拘束力のある和平合意に達することを期待する」と述べた上で、「中国がグローバル・サウス諸国と共に発起した『平和の友』グループは、平和と対話の促進に関する共通認識を引き続き凝縮していく」と説明しました。

 シビハ外相は、「ウクライナは中国という大国の影響力を非常に重視している。中国が客観的で均衡のとれた立場を持っていることを高く評価し、中国が包括的で公正かつ恒久的な平和の実現のために重要な役割を発揮することを期待する」と述べました。

 王部長はフランスのバロ外相との会談では、「貿易摩擦は中国とEUの協力プロセスにおける問題だ。欧州側が開放と協力を堅持し、自由貿易を支持し、中国と協力して互いの合理的な関心に配慮することを希望する。中国は欧州側と建設的な対話を続けることを望む」と述べました。

 バロ仏外相は、「フランスは、フランスと中国、欧州と中国の間の強固な経済貿易関係をさらに強化し、貿易上の意見の相違を適切に処理し、保護主義を共同で抑止することを支持する」との考えを表明しました。

 王部長とイスラエルのサール外相との会談では、双方がガザ情勢について重点的に意見を交換しました。サアル外相はイスラエルの立場を詳しく説明しました。王外交部長は「パレスチナ問題は中東問題の核心だ。暴力に暴力で対応することは新たな悪循環をもたらすだけだ。ガザ地区の人道災害をできるだけ早く終わらさねばならない。中東問題の根本的な活路は『2国家解決』の実現だ。中国はパレスチナ問題の全面的かつ徹底的な解決のために正義を貫き、建設的な役割を果たし続けたいと考える」と述べました。(HJ、鈴木)

4月21日ニュース

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