イスラエル国民 停戦歓迎も協定破綻を懸念
05:17:31 2025-01-20
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 パレスチナ自治区ガザでの停戦協定第1段階が19日に発効し、拘束されていたイスラエル人3人が同日解放され、イスラエルに帰国しました。イスラエルの拘束された人の家族や一般市民は停戦の実現を喜ぶ一方で、過去の経験から今回の停戦も途中で破綻するのではないかと懸念しています。

 拘束されたイスラエル人の家族、ヘルートさんは、「とても複雑な気持ちだ。もちろん、拘束された人が家族と再会し、愛する人を迎えに行き帰宅するのを見てうれしいが、次の停戦協定に進むことができないかもしれないという不安もあり、息子が解放されないのではないかと心配だ」と話しました。

 またイスラエルのロビンさんは、「停戦が続き、拘束されている人がすべて帰国できることをただ願っている。それが最も重要な関心事だ。私たちは戦争に疲れ、すべての痛み、悲しみ、絶望にうんざりしている」と述べました。(雲、榊原)

4月18日ニュース

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