国家統計局の康義局長は17日の国務院報道弁公室の記者会見で、「中国の新たな質の生産力は2024年も着実に発展し、質の高い発展に絶えず新たな原動力を注入した」と述べました。

　イノベーションの面で見ると、イノベーション能力はさらに向上し、2024年の中国の世界イノベーション指数ランキングは11位に上昇し、ここ10年間でイノベーション力の向上が最も速い経済体の一つとなりました。　一方、研究開発への投資も増え続けており、2024年の研究開発投資の強度は前年より0.1ポイント上昇して2.68%となり、基礎研究への資金は10.5%増加して研究開発資金の6.91%を占めました。同時に、新興産業はさらに成長しており、産業システムの新たな柱が徐々に形成されつつあります。

　康義局長は「2024年の規模以上のハイテク製造業の付加価値は前年比8.9%増加し、そのうち航空・宇宙機および設備製造業、電子・通信設備製造業の付加価値はいずれも2桁成長を達成した。新たな市場需要も絶えずより多くの高品質製品の供給を生み出しており、2024年は規模以上のハイテク製造業において、スマート消費設備製造業界の付加価値が前年比10.9%増加し、そのうちスマート車載設備製造、スマート無人航空機製造などの業界の付加価値はそれぞれ25.1%と53.5%増加した」と述べました。（HJ、坂下）