米国 海事・物流・造船業に関する301条対中関税調査報告書を発表 中国「強く不満とし、断固反対する」
07:56:36 2025-01-17
商務部の報道官は、米国が中国の海事、物流、造船業に関する301条関税(1974年通商法301条に基づく対中追加関税)調査報告書を発表したことについて記者の質問に答えました。
記者から、「米通商代表部は米国時間16日、中国の海運、物流、造船業に関する301条関税調査報告書を発表した。これについて中国はどう対応するのか」との質問がありました。
商務部報道官は、「バイデン政権は米国時間15日、再び複数の中国企業に対して制裁を発動し、また米国時間16日には海事、物流、造船業に関する301条対中関税調査報告書を発表した。中国はこれを強く不満とし、断固反対する」とした上で、「中国は、301条対中関税調査は明らかな一国主義、保護主義の色彩を帯びたものであると強調した。これ以前に、米国の301条対中追加課税はWTOからWTOルール違反と裁定されており、多くのWTO加盟国もこれに反対している。米国の301条調査は国内の政治的必要性と中国の発展を抑制する目的によるもので、多国間貿易体制と国際貿易ルールを深刻に破壊するものだ」と指摘しました。
報道官はさらに、「中国はバイデン政権に事実と多国間のルールを尊重し、市場経済と公平な競争の原則を遵守し、両国企業の合理的な懸念と正当な訴えを直視し、米国内の産業発展問題を中国側に転嫁するのをやめるよう求める。中国は米国側の動向を注意深く見守り、自国の合法的権益を守るために必要な手段をとる」と述べました。(HJ、坂下)
4月25日ニュース
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