中国の李強総理 岩屋毅外相と会談
07:44:40 2024-12-26
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 中国の李強総理は25日、北京の人民大会堂で中国を訪れた岩屋毅外相と会談しました。

 李総理はその際、「現在、中日関係は改善発展の重要な時期にある。先月、習近平国家主席は石破茂首相とペルーで会談し、双方は中日の戦略的互恵関係を全面的に推進するために共に努力し、新時代の要求に合致した建設的で安定した中日関係の構築に力を入れることで一致した。中国側は日本側と協力し、この正しい方向性を把握し、両国指導者が達成した重要な共通認識を実行に移し、国間関係の持続的で健全な発展を推進し、実務協力におけるより多くの新たな成果を収めることを望んでいる」と述べました。

 李総理はまた、「中日両国は一衣帯水の隣国であり、引っ越すことができない隣国であり、『互いに協力パートナーであり、互いに脅威にならない』ことは両国が共にした厳かな約束だ」としたうえで、「日本側が中国側と向き合い、中日の四つの政治文書で確立された各原則を厳守し、歴史を直視し、未来に向け、意見の相違に建設的かつ適切に対応し、中日関係の大局を守ることを希望する。世界発展の不安定、不確定要素が増加している今日、双方は経済貿易関係を開拓し、互恵協力を深め、両国の企業と国民により良く恩恵をもたらす必要がある。国の交流は国民の親睦にあり、双方は人的交流と文化交流をさらに強化し、友好の基礎を固めていかなければならない」と指摘しました。

 岩屋外相は「日中両国は2000年以上の友好交流の歴史を持っており、現在は地域と国際問題に対して重要な責任を負っている。日本側は中国側と共に努力し、両国指導者が確定した方向に沿って、各レベルの往来、特に民間交流を強化し、互恵協力と民意の雰囲気の改善を促進し、戦略的互恵関係を全面的に推進し、建設的で安定した日中関係を構築したい」との考えを示しました。(HJ、野谷)

4月24日ニュース

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