北京
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収穫されたタケノコ(撮影・程浩)
収穫を待つタケノコ(撮影・程浩)
「中国ラカンチクの里」として知られる雲南省昭通市大関県に、約1ヶ月間にわたるタケノコの収穫シーズンが到来した。タケノコの市場価格は1キログラムあたり約13元(1元は約19.3円)となっており、都市に出稼ぎに出ている体力のある若者たちの多くが、収穫期になるとタケノコの収穫作業のため、故郷に戻る。人民網が報じた。
大関県にある竹林の面積は約7.4万ヘクタールで、そのうちラカンチクの面積は約6.8ヘクタール、世界におけるラカンチク資源の70%以上を占めている。
現地では、2019年以降、18億3千万元の資金を竹産業に投入し、大関県は全力で竹産業の支援と発展に取り組んできた。全県のタケノコの年間生産量は8000トンから3.5万トンまで引き上げられ、竹産業の総合生産額は14億8千万元を実現し、同産業の恩恵にあずかる人は、全県農村人口の72.5%にあたる17万3千人に上っている。「人民網日本語版」2023年4月11日