北京
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21日午後2時38分ごろ、雲南省昆明市から広東省広州市に向かう飛行中、広西チワン族自治区梧州市の山中に墜落した中国東方航空MU5735便(ボーイング737-800型機)の捜索作業が続いています。
墜落現場で捜索状況を伝えるCMGの張騰飛記者
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)の記者が現場で救援対策本部に確認したところ、現在、墜落地点を中心に、消防、武装警察、民兵からなる約600人の捜査チームが夜通し作業を続けており、生存者の捜索とともに、飛行データが記録されたブラックボックスの発見を急いでいます。
事故機のブラックボックスは長さ・幅・高さは60×20×20センチ、レンガを3~4枚重ねたほどの大きさで、表面はオレンジ色で、光に反射する素材が塗布されています。
墜落地点は山奥でアクセスも悪いため、現在は大型重機を導入して、墜落現場周辺の整備作業を進めています。また、夜間の捜査のための照明施設は、すでに敷設を完了しました。
22日夕方、捜索の様子
事故の真相解明のため、専門家による点検作業が完了するまで、墜落機の残骸などを動かすことができず、現場では慎重な作業が要求されています。救援隊員は金属探知機、懐中電灯、ナタ、クワなどを使い、しらみつぶしに捜索を続けているということです。
22日夕方、捜索の様子
(Yan、鳴海)
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