北京
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23/19
新型コロナウイルスの感染対策として、一部の住宅地などで封鎖管理が実施されている上海市では、食料や日用品のネット注文の急増に伴う配達会社の人手不足を補うため、「従業員の共有」という試みが行われています。
上海では、コロナの感染拡大を防ぐため、一部の住宅地が封鎖され、住民はネットから食料や日用品などを購入しています。それに伴ってネット注文が急速に増え、一部のエリアでは配達が追い付かない状況が発生しました。その一方、客足が遠のく一部のレストランやスーパーでは、従業員の数が過剰な状態となっています。これを受け、一部の配達会社はレストランやスーパーと協力して、店員を貸してもらうことで人手不足を補っています。借りてきた従業員は主に荷物の仕分けや運搬、配達を担当し、所属する店の必要に応じて元の職場に戻ることができます。中国のほかの都市でも、上海の経験を参考にして同じような取り組みが行われているということです。(鵬、星)