北京
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国連人権理事会第49回会議期間中の現地時間18日、中国とベネズエラはジュネーブで「米国、カナダ、オーストラリアによる先住民の人権に対する組織的な侵犯」をテーマとする映像を利用したサイドイベントを共催しました。ジュネーブ駐在の外交官やNGO代表、専門家、メディアの記者など150人余りが同イベントにオンライン方式で参加しました。
ジュネーブ駐在中国代表団の蒋端公使は、中国外交部がこのほど発表した「米国のインディアンに対するジェノサイド(大量虐殺)の歴史的事実と現実的証拠」を紹介し、「米国は虐殺、追放、強制的同化などの手段を通じて、インディアンの生存権や基本的な政治、経済、文化的権利を組織的に奪った。カナダでは先住民の子どもの無名の墓や遺骨が立て続けに大量に発見された。その真相はいまだに不明だ。オーストラリアはその歴史において『白豪主義』を推進し、先住民の子ども10万人を強制的に家庭から連れ去った」と指摘しました。
同イベントでは、インディアンに対する米国のジェノサイドを描いたドキュメンタリー映画も紹介されました。(ヒガシ、鈴木)