北京
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“中華老字号”巡り 江蘇省無錫市の惠山泥人(後編)
中華老字号に登録されている無錫惠山泥人廠は無錫市の惠山古鎮にあります。この周辺地域の田んぼは、地下1メートルのところに厚さ40から100センチほどの茶色か黒い粘土の層があります。これは惠山黒土と呼ばれ、惠山泥人形を作る理想的な原材料とされています。
惠山古鎮は北側が京杭大運河と接し、南が太湖という湖に接する交通の要衝にあり、周辺には惠山寺、道教の道観、庭園、書院(昔の学校)、先祖をまつる祠などがあります。人の往来が多い場所なので、泥人形は作っても作っても完売します。この立地も泥人形作りの産業が促進された要因です。詳しい内容については、是非、この時間の番組をお聞き下さい。(まとめ:任春生)