北京
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11日に北京で行われた第13期全国人民代表大会第5回会議の閉会式では、第14期全人代代表の定員と選挙問題に関する決定が可決されました。
それによりますと、「中華人民共和国憲法」と「中華人民共和国全国人民代表大会と地方各級人民代表大会選挙法」の関連条項に基づき、第14期全人代代表の定員数は3000人以内にします。人口に基づき、各省・自治区・直轄市に配分される代表の定員は2000人で、人口約70万人に1人を選ぶ割合です。
また、香港特別行政区の代表定員数は36人、マカオ特別行政区は12人、台湾地区は13人です。台湾地区の全人代代表は、各省・自治区・直轄市および中国人民解放軍と中国人民武装警察部隊によって、台湾省籍の同胞から選出されます。
中国人民解放軍と中国人民武装警察部隊からの代表定員数は278人です。また、少数民族代表の定員数は代表全員の12%程度で、人口が特に少ない少数民族からは、少なくともそれぞれ1人が選ばれるとのことです。
帰国華僑からは35人が選出されます。さらに、女性代表の数は原則として前期を上回り、第一線で働く労働者、農民、専門技術者からの代表数は必ず前期より増やすことが定められました。
第14期全人代代表は2023年1月に選出される予定です。(Lin、鈴木)