北京
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中国では、新しい形の農業を目指す試みとして、スマート農場が建設されています。
このスマート農場は、中国の小売り大手「物美集団(WUMART)」が北部の河北省に設置した施設で、「植物工場」と名付けられています。敷地面積は254平方メートルあり、チンゲンサイやレタスなどが栽培されています。化学肥料や農薬、土を使わない水耕栽培が行われ、照明や温度、湿度、二酸化炭素の濃度、養液の成分などが自動で細かく調整されています。管理は2人だけでできることから、人件費の節約にもつながるとみられています。
「植物工場」は現在テスト段階で、さらなる模索を経て大量生産を始めるということです。(鵬、星)