北京
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23/19
国際原子力機関(IAEA)の理事会が9日、ウィーンで開かれ、ウィーン駐在中国代表団の王昶参事官がイラン核問題に関する議題について発言しました。
王参事官は、「現在、核合意の再建協議が大詰めの状況にある。米国は現在のイラン核危機を起こした張本人として、誤りを徹底的に是正し、早期合意に向けて協議を推進しなければならない。全ての当事国は、外交努力を通じて進展を得ることに必要な条件と良好な雰囲気を作らなければならない」と指摘しました。
また、「イランは、IAEA事務局長を同国に招待して積極的な成果を上げた。特にIAEAとイランが今月5日に共同声明を出して、問題解決のためのロードマップで合意したことを歓迎する。双方が引き続き、対話を通じて意見の相違を解決することを支持していく」とも述べました。(任春生、柳川)