北京
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中国人民政治協商会議(政協)第13期全国委員会第5回会議は全ての議事日程を終え、10日午前、人民大会堂で閉幕しました。閉幕会議には習近平氏をはじめとする党と国家の指導者らが出席しました。
政協全国委員会の主席を務める汪洋中国共産党中央政治局常務委員が閉幕会議を主宰し、演説を行いました。汪主席は演説の中で、「今年は第13期全国委員会(2018-2023年)が職務を遂行する最後の年である。今期の第1回会議の閉幕会議で、私たちは、政協という政治組織から付与された責任を正確に把握して、政治的立場や政治的理念などを鮮明にし、人民中心に職責を遂行し、現実に即して実践することを通じて協議の能力を高めていかねばならないことを強調した」と述べました。
また、「この4年間、委員たちはこれらの原則と理念を真剣に実践し、政治能力や人民に奉仕する思い、協議の能力を強化してきた」とまとめたうえで、今後の取り組みについて「これらの原則と理念を貫き、より良い成果に向けて誠心誠意職務を全うしていくことを望む」と激励しました。
閉幕会議には中国共産党中央委員会、全国人民代表大会常務委員会、国務院の関連機関の責任者が列席したほか、中国に駐在する外国使節なども招かれて参加しました。(朱、坂下)