＜政協＞断崖絶壁の村から中国の発展を知る

2022-03-10 15:23 CRI

　中国人民政治協商会議全国委員会の四川省（中国南西部）の委員である益西達瓦（イシダワ）氏は6日の連席会議で、断崖絶壁の上にある村の新たな情報について紹介しました。

　四川省大凉山の奥地にある阿土列爾（アトゥラール）村は断崖絶壁の村とも呼ばれています。絶壁の垂直線にあるフジで作られた17本のはしごが村人と外の世界を結ぶ唯一の道でしたが、はしごは2016年11月に鉄製になりました。2020年5月には村の84世帯がはしごを下りて、新しい居住地に移住しました。

　中国では2020年末に農村部の貧困層9899万人が全て貧困を脱却しました。2021年は貧困脱却の成果を固め、農村部の振興に着手した最初の年でした。一連の措置により、貧困脱却した人の平均純収入は前年比16.9％増の1万2550元（約23万円）となっています。（殷、柳川）

かつてのフジで作られたはしごと現在の鉄製のはしご

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