漢服に興味津々のAちゃん 『清華蔵珍織刺繍展・糸繍華章』へ

　中国の刺繍は歴代のプロ職人が自然資源と巧みな技で作り上げてきたもので、歴史が長く、神業とも言われています。このほど、「清華蔵珍糸繍華章」刺繍展の織刺繍部門が清華大学芸術博物館で展示されています。今回の刺繍展のために、所蔵品数千点の織物の中から、明・清時代の代表的な刺繍100点余りが入念に選抜されました。

　そのうち「絹彩織成」部門では明代の大蔵経と清代の皮材料で構成された展示品を見ることができます。「華服美飾」コーナーは清時代の服装とアクセサリーを展示していて、華麗な服や美しいアクセサリーを通して伝統的な服装の裁断を見ることができ、また各種類の刺繍の美しさを堪能できます。「刺繍書画」コーナーでは、書道や絵画を模写した独特の美的感覚や芸術的魅力を持つ「織刺繍書画」を楽しむことができます。

　開催期間：常時展示会

　場所：北京市海淀区清華大学芸術博物館4階9号展示室
　主催：清華大学芸術博物館