北京
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23/19
李克強総理は5日午前、北京で開かれた全人代年次総会の開会式で政府活動報告を行い、今年の主な発展目標を明確にしました。
それによりますと、今年、中国の国内総生産(GDP)の成長率は5.5%前後に設定され、住民の消費価格の上昇率は3%前後を保ち、食糧生産量は6500億キロ以上を確保するということです。
また、製造業や中小・零細企業、個人経営者に対する減税・費用削減策を続け、税金の年間減免・還付額は約2兆5000億元に達すると見込まれています。
さらに、今年大学を卒業する人の数は1000万人を突破する見込みで、雇用創出に関する刺激策や支援策がいっそう強化されます。
計画では今年、都市部の新規雇用者数を1100万人に拡大し、都市部での調査失業率を5.5%以内に抑え込むことになっています。また、1000億元以上の失業保険基金が雇用創出の安定化や職業トレーニングに用いられるということです。(Lin、謙)