北京
PM2.577
23/19
第13期全国人民代表大会第5回会議が5日午前、北京で開幕しました。習近平国家主席をはじめとする党と国の指導者および3000人近くの全人代代表が一堂に集まり、開会式に出席しています。
議事日程によりますと、会議では中央政府活動報告を審議し、2022年中国経済社会の発展における主な目標と任務、政府の政策方略が明確にされるほか、国の政策方針や国民生活に関する計画報告とされる国の予算報告も開会式で提出され審査を受けます。
会議ではまた、地方の各級人民代表大会や地方の各級人民政府の組織法修正案が審議され、地方政権組織の建設の健全化や、人民が国の主人公であることが確保されます。また、第13期全人代最後の年次総会として、会議では次期全人代の代表定員や選挙問題に関する決定草案、香港・マカオ特別行政区の次期全人代代表草案が審議され、次期全人代の代表定員、構成、選挙時間などが明確にされます。
2022年下半期、中国共産党第20回全国代表大会が行われ、これまで5年間の活動を総括しながら、近い未来の発展の青写真が描かれます。社会主義現代化国家の全面的建設という国の新しい道のりを切り開いた中国が、いかに経済社会の発展を推し進めていくのかに注目が集まっています。(Lin、CK)