北京
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中国では、3月5日は「雷鋒に学ぶ記念日」で、「青年ボランティアの日」でもあります。
雷鋒は、中国では知らない人がいないでしょう。7歳で孤児となった雷鋒は、わずか22年の生涯を通じて、人民に奉仕することを全身全霊で実践しました。毛沢東主席は1963年3月5日、殉職した雷鋒のために揮毫し、「雷鋒同志に学ぼう」と全国人民に呼びかけました。
雷鋒の精神は半世紀にわたり、世代を超えて中国人に影響と教えを与えつづけてきました。そして新時代の中国でも、多くの青年の精神を導きつづけているのです。
習近平主席は2018年9月28日に遼寧省撫順市にある雷鋒記念館を訪れ、「小善を積み重ねれば大善となる。雷鋒の精神に学ぶことは、崇高な理想や信念・道徳・品性を日常の仕事や生活に生かし、自分の持ち場において、永遠に錆らない『ねじ』として働くことだ」と、若い世代に思いを託しました。

(2018年9月28日に遼寧省撫順市にある雷鋒記念館を訪れた習主席)
素晴らしい精神を伝承するための最もよい方法は行動することです。中国では2000年に、3月5日の「雷鋒に学ぶ記念日」が「青年ボランティアの日」にも指定されました。ボランティア活動に参加することは、中国の若者にとって、雷鋒の精神を受け継ぐ最も生き生きとした方法です。
先ごろ閉幕した北京冬季オリンピックでは、大会ボランティア1万9000人と都市ボランティア20万人以上が競技場内外で、世界各地からの選手や関係者に心がこもる温かいサービスを提供しました。

(情熱に燃える北京冬季オリンピックのボランティア)
選手とボランティアの間に育まれた友情の物語もインターネットで広がり、美談として語り継がれています。また、献身的に働くボランティアの姿は、北京冬季オリンピックの忘れがたい光景として、人々の心に刻まれました。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は開会式のあいさつで、「北京に到着したその時から、自宅にいるのと同じようにくつろがせてもらえた。あなた方の素敵な笑顔は私たちの心を温めてくれた」と、ボランティアらに感謝の気持ちを表しました。
また、国家体育場(鳥の巣)で行われた北京冬季オリンピックの閉会式では、ボランティアの代表6人がスポットライトに照らされる中で、大会側から表彰され、感謝の言葉をもらいました。北京冬季パラリンピックでも彼らは引き続き、心の行き届いたサービス提供に最善を尽くしています。
北京冬季オリンピックとパラリンピックのボランティアらは、まるで「雪の結晶」のようです。情熱に燃えながら、平和と友好、前向きな生き方を世界に発信しています。
そして、「奉仕・友愛・互助・進歩」という中国のボランティア精神と「雷鋒に学び、他人に奉仕し、自らを高める」というボランティアの理念は、春の到来に伴い、より多くの人々の心に芽生えていくでしょう。(Lin、鈴木)