北京
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3月3日は第9回目の「世界野生生物の日」で、この日、自然生態撮影家が陝西省漢中市にあるトキ国家級自然保護区で軽快に舞うトキを撮影した写真を披露しました。
トキは「東方の宝石」「縁起がいい鳥」と言われ、1981年に秦嶺山脈の南麓にある陝西省洋県で世界にわずか7羽しか残っていなかった野生のトキが発見され、その後、トキを保護する活動が始まりました。大まかな統計によりますと、世界のトキの個体群は1981年に発見された当時の7羽から、現在は5000羽余りに増え、そのうち中国国内には4400羽、陝西省内には4100羽います。トキが直面するリスクは、絶滅危惧種から絶滅に瀕する生物に格下げされています。
自然生態撮影家の孫暁宏氏は、保護活動は野生生物の運命を左右する重要な力であるとして、より多くの人が保護活動に加わり、一緒に生物の多様性を維持していくことに期待を示しました。(Mou、坂下)
国家一級保護鳥類のトキ(自然生態撮影家孫暁宏氏撮影)
国家一級保護鳥類のトキ(自然生態撮影家孫暁宏氏撮影)