北京
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新型コロナウイルスの感染拡大への対応が香港特別行政区で迅速に進められる中、25日、広州金域医学検査グループによるエアーテント型PCR検査実験室「ファルコン号」の運用が正式に始まりました。
今回新設された実験室は2カ所あり、それぞれ5つのエアーテントで構成され、1日の検査能力は8万件に達するということです。また、中国本土からの支援のもとで、これまで1日10万件に満たなかった検査能力が30万件に向上し、今後もさらに強化される見通しです。
香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は2月22日、新型コロナ対策として3月から大規模検査を実施する方針を明らかにしていて、全市民を対象にした3回のPCR検査を義務付けています。これに対し香港各界は、感染拡大の抑制と社会を正常な軌道に戻す対策だとして、大規模強制検査の実施への支持を表明しているということです。(RYU、CK)