北京
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北極海域や海洋生物、地球の大気など全てがプラスチック汚染にさらされているという深刻な環境汚染に対して、各国が連携しグローバルな対応を取ることが必要とされています。国連環境総会が28日から3月2日まで、ケニアの首都ナイロビで開催されており、100余りの国が参加し、プラスチック汚染に対応する初めての世界的条約について議論します。
AFP通信は27日、各国の代表が同条約の枠組みを議論しており、2015年のパリ協定採択後の「極めて期待される」環境協定だとされていると報じています。国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長は、「歴史に残る重要な時だ」と強調しています。
報道によりますと、今回の環境総会では、各国の指導者と環境部門がオンライン会議を通じて交渉委員会を設立し、さらに今後2年以内に条約の詳細について議論する見通しです。現在、50余りの国、企業、環境保護組織、科学者がプラスチック汚染を抑制するため、より厳しい工業規定の制定を政府に呼び掛けています。(閣、浅野)