北京
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国務院報道弁公室は28日、工業と情報化の安定した推移や質の向上、グレードアップの推進について説明する記者会見を行いました。記者会見に臨んだ工業・情報化部の肖亜慶部長は、中国は新型情報インフラの整備に力を入れており、5G基地局は現在までに142万5000カ所が開設され、5G携帯電話のユーザー数は5億2000万人に達したと説明しました。北京冬季オリンピックでは全ての会場で5Gの利用が可能だったことが、「スマート五輪」実現のための大きな支えとなったとのことです。
肖部長によると、工業やエネルギー、交通などの分野での5Gの応用も急速に進んでいることで極めて多くの業界で新たな業態や新たなビジネスモデルが次々に出現しているなど、デジタル経済は非常に勢いづいています。通信業の年間業務収入は前年比8%、ソフトウェアと情報技術サービス業では17.7%増でした。これらにより、工業経済の年間を通じての安定した基盤が固められたとのことです。(閣、鈴木)