北京
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写真:中国ラオス定期列車の復路便
(提供:成都市双流区宣伝部)
原材料を満載した列車が中国・ラオス国境のラオス側の街であるボーテンを通過して中国国内に入り、成都(双流)航空鉄道国際連合ハブに到着しました。この列車は中国からラオスに向けて出発した定期運行列車の、復路便の一番列車でした。つまり、同路線を走る定期便列車が初めて往復を成し遂げたわけです。成都市内の企業にとっては春節(旧正月、今年は2月1日)後の生産活動に対する力強いサプライチェーンの支えが登場したことになります。
復路便一番列車が運んだのはキャッサバ粉でした。キャッサバ粉はタピオカの材料などとして食品工業で用いられますが、非食品工業分野でも利用される、用途が広い物資です。復路便一番列車には40フィートコンテナが40個搭載されました。輸送された貨物のコンテナ1個当りの価値は約7万5000元(約136万1千円)でした。
中国ラオス定期列車の復路便は次の段階として、輸送する品の範囲を農業副産物に拡大します。そのことで、成都市民の食卓に直接のぼる新しい食材が届けられることになります。
写真:貨物を満載した車両
(提供:成都市双流区宣伝部)