北京
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23/19
財政部、商務部、税関総署など中国政府8部門は21日、「3月1日から『越境電子商取引(EC)小売輸入商品リスト』を拡大する」と連名で発表しました。
リストに追加されるのはスキー用品、ゴルフ用品、ゲーム機器関連商品、デジタル式インクジェット印刷機、家庭用食器洗浄機、トマトジュースなどの29品目です。
中国社会科学院の高凌雲研究員は「追加された商品は需要が旺盛だ。国内市場への豊富な供給に役立つだけでなく、各国が中国市場を共有することを促す」との考えを示しました。
商務部の洪勇副研究員は「リスト拡大は対外開放をいっそう拡大する中国の決意と自信を具体化したものだ。わが国の企業には海外の優秀な企業に学ぶ機会がもたらされるので、産業構造のアップグレードや産業・サプライチェーンの改善が後押しされる」と評価しました。
税関総署によれば、21年における中国の越境電子商取引貿易総額は前年比15%増の1兆9800億元(約35兆8200億円)に達しました。(ジョウ、鈴木)