北京
PM2.577
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北京冬季オリンピックの3つの競技エリアの1つ「延慶エリア」は、北京市郊外の延慶区にあります。今大会の開催に合わせて、延慶区では「特色ある文化スポーツ観光産業」の発展と、観光モデル区の建設が進められてきました。
データによりますと、2016年から2020年までの延慶区の観光業収入は累計323億元に達しました。
また、冬季オリンピックの準備活動を通して、延慶区の大気改善が著しく進み、大気中のPM2.5の濃度は2015年の61マイクログラム/立方メートルから2020年には49.2%減の31マイクログラム/立方メートルとなりました。また、交通インフラも発展し、高速道路3本、高速鉄道1本、郊外地区の鉄道1本からなる交通網が形成されました。
さらに、スポーツ技術イノベーション産業パークが完成し、現在は水素エネルギーイノベーション産業パークとドローン産業パークの建設が加速しています。今後は「延慶オリンピックパーク」を建設し、ウインタースポーツを楽しみ、競える場を新たに構築することで、より多くの人々がウインタースポーツに参加できるようサポートしていくということです。(玉華、謙)