北京
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ブリンケン米国務長官は現地時間17日、国連安全保障理事会で演説した際「米国の情報は、ロシアは戦争への道を歩んでおり、今後数日以内にウクライナへの進攻を計画していることを示している。米側がこれらの情報を共有する目的は、『戦争開始ではなく、戦争阻止』にある」と示しました。
これについて、外交部の汪文斌報道官は18日の定例記者会見で、「ウクライナ問題の政治的解決は、戦争を匂わせて交渉材料としたり、制裁や圧力で威嚇したりしてはならない。もちろん、集団的な対抗を扇動する手段にすることも許されない」と示しました。
さらに、汪報道官は「米国の情報当局の信頼性については、イラクやウクライナなどの問題ですでに検証済みだ。関係各国はミンスク合意を踏まえ、対話と交渉を通じて、ロシア側を含む当事国の合理的な安全上の懸念に適切に対処し、ウクライナ危機と関連問題の全面的な解決を推進すべきだ」と強調しました。(雲、鳴海)