北京
PM2.577
23/19
国連安全保障理事会は17日、ウクライナ情勢をめぐる公開会合を開き、和平合意「ミンスク2」の履行状況を審議しました。中国の張軍国連大使は同会合の席上、ウクライナ情勢に関する中国の立場として、問題の解決のためには和平合意「ミンスク2」の履行という原点に戻らねばならないと強調しました。
張大使はまた、「ミンスク2」は各方面が認めた、ウクライナ問題を解決するための拘束力がある基本的な政治文書であり、安保理第2202号決議に採択されたものだと指摘し、関係各方面が全面的かつ有効に履行せねばならないと述べ、中国は関係各方面が建設的な態度を示し、対話と協議を通じて「ミンスク2」の履行の過程で出現した相違点を解決し、ウクライナ危機を政治的に解決する条件を整えることを望むと表明しました。(閣、鈴木)