【CRI時評】幸先良いスタート「中国投資は大いにやりがいがある」

2022-02-17 11:48  CRI

【CRI時評】幸先良いスタート「中国投資は大いにやりがいがある」

 中国商務部がこのほど発表したデータによると、今年1月の外資による中国への直接投資実行額(銀行、証券、保険分野除く)は前年同月比11.6%増の1022億8000万元(約1兆8624億円)で、米ドル換算では同17.6%増の158億4000万ドルだった。中国にとって、この輝かしいデータは、経済貿易分野が幸先良いスタートを切ったことを意味するだけでなく、さらに重要なのは、「外資の中国市場に対する信頼は相変わらずで、投資目的としての中国の魅力は依然として強い」というキーメッセージを外部に向けて送ったということだ。

 外資が貴重な資金を中国に投資したいと考えるのは、中国市場が相当大きな利益をもたらしてくれるためだ。新型コロナウイルスの流行は依然として厳しい状態が続き、全世界において海外直接投資が低迷する中、外国企業が先を争って中国投資を強化するのは、効果的な感染症対策の成果であり、超大規模市場の魅力の表れでもある。

 外資企業がまず重視するのは、中国という大市場が持続的に放出する成長の潜在力だ。この無限の潜在力を有する市場は外資に十分な確信を与える。新参入の企業は足元を固めることを望み、中国投資経験が長い「古い友人」は開拓を続けようとする。

 外資が中国市場を支持するもう一つの理由は、中国投資の「ソフト面の環境」の持続的最適化にある。開放を拡大し、ビジネス環境を最適化する一つ一つの取り組みが実行に移され、中国に投資する多国籍企業に安心感を与えている。

 地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が今年1月1日に予定通り発効したことで、将来的には、地域内の経済協力がさらに多くの中国投資のチャンスを生み出すことになるだろう。回復力が乏しい世界経済にとって、これは大変貴重だ。

 未来を展望すると、中国はさらに多くの成長の潜在力を放出し、対外開放を拡大し、より市場化、法制化、国際化されたビジネス環境を創出し、世界とさらに多くの経済の質の高い発展の「ボーナス」を共有していくことになるだろう。ますます多くの多国籍企業が、「中国投資は大いにやりがいがある」と意識するようになることが予想される。(CRI論説員)

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