北京
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16日午前8時5分、中国中部の河南省鄭州市鄭州東駅をCRH380AM-0204型総合試験車両が滑り出し、段階的な加速試験を始めました。済南市と鄭州市を結ぶ高速鉄道(鄭済高速鉄道)の濮陽市から鄭州市間の共同調整試運転区間に入ると、ネットユーザーから「青銅剣」と呼ばれるこのシルバーグレーの列車ユニットは絶えず最高速度の記録を打ち立て続け、13日には最高時速385キロに到達して、共同調整試運転区間での目標を達成しました。
CRH380AM-0204型総合試験車両は新たに開発されたハイパワー牽引システムを採用しており、けん引力は最高出力2万2800キロワットに達します。外観がさやから抜いた宝剣に酷似しているため、ネットユーザーからは親しみを込めて「青銅剣」と呼ばれています。
鄭済高速鉄道の濮陽市から鄭州市までの区間は走行距離が197.28キロ、設計時速は350キロで、全線に7カ所の駅が設置されています。現在、鄭済高速鉄道は開通までのカウントダウンに入っており、開通後は中国中部の諸都市と山東半島の諸都市を結ぶ高速の旅客輸送チャンネルとなり、河南省の交通のロケーション面での優位性を高め、地域の交流と沿線地域の経済、社会の発展の促進に重要な意義を持つことになると見込まれています。(殷、坂下)