北京
PM2.577
23/19
【国産編】
人間世(Once Upon A Life)
公開日:2022年3月4日
監督:陶涛(タオ・タオ)張琪(ジャン・チー)秦博(チン・ボー)范士広(ファン・シーグアン)
2021年の上海国際映画祭に出品された中国のドキュメンタリー映画『人間世(Once Upon A Life)』が3月4日に一般公開を決定!本作は、陶涛(タオ・タオ)、張琪(ジャン・チー)、秦博(チン・ボー)、范士広(ファン・シーグアン)という4人の監督によって制作されたもので、がん患者を持つ2つの家庭の闘病生活をリアルに記録し、命の終え方や家族の在り方など人生の命題について深く考えさせられる作品になっています。監督の一人、中央戯劇学院の教授である陶涛監督はドキュメンタリー番組『留法歳月』や『牡丹』などを手掛けてきたドキュメンタリーのベテランです。また、本作でプロデューサーも務める張琪監督は、姜文(ジャン・ウェン)監督の『邪不圧正(Hidden Man)』や『弾丸と共に去りぬ -暗黒街の逃亡者-(原題:一歩之遥)』、馮小剛(フォン・シャオガン)監督の『芳華-Youth-』などの編集を手掛けた名エディターです。なお、この映画の興行収入の一部は、青少年や児童のための映画制作をサポートする目的で、中華少年児童慈善救助基金会に寄付される予定です。
【国産編】
回廊亭 (Revival)
公開日:2022年3月18日
監督:来牧寛(ライ・ムークアン)
主演:任素汐(レン・スウシー)劉敏涛(リウ・ミンタオ)胡可(フー・コー)吴昊宸(ウー・ハオチェン)
『容疑者Xの献身』をはじめ、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や『ゲームの名は誘拐』、『さまよう刃』など数々の作品が中国で映像化している日本のミステリ作家・東野圭吾。今年はその1990年代の作品『回廊亭の殺人』が、中国で『回廊亭』と題して映画化されることになりました。この小説は日本では2011年に常盤貴子主演でテレビドラマ化しており、中国では昨年ドラマとしてリメイクされていますが、映画化は中日ともに初めてということです。メガホンをとっているのは、日本公開も果たした映画 『唐人街探偵』のドラマシリーズを手掛けた新鋭、来牧寛(ライ・ムークアン)監督で、ヒロイン役は、『驢得水(Mr. Donkey)』(2016)や『無名之輩 (A Cool Fish)』(2018)など数々の社会派コメディに出演し、注目を集めた個性派女優の任素汐(レン・スウシー)です。日本公開は未定です。(ミン・イヒョウ、梅田謙)