北京
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ドイツの日刊紙、ノイエス・ドイチュラント(電子版)の9日付報道によりますと、北京冬季オリンピックでは女子選手の割合が過去最高となり、選手約2900人の45%が女子選手で、「真のジェンダー平等」にますます近づいています。
ノイエス・ドイチュラントのホームページ
仏AFP通信も、北京冬季オリンピックは最も性別の均衡がとれた大会だと報じています。ある選手は「混合団体競技の増加は大きな意義があり、女子競技のレベル向上にもプラスになる」と話しています。
報道によりますと、今大会では女子選手が半数以上の競技に参加しています。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は数年前、ジェンダー平等を目標に定めました。バッハ会長はこのほど、「われわれは大きな進歩を遂げた。女子選手の割合は、2018年平昌冬季オリンピックの41%から北京冬季オリンピックでは45%に上昇し、人数も増加した」と述べました。
ノイエス・ドイチュラントは、「開催国の中国にはジェンダー平等の問題は存在しない。東京オリンピックでは中国の女子選手の数が男子選手の2倍以上だった。北京冬季オリンピックの中国選手176人のうち、87人が女子選手で、89人が男子選手だ」と報じています。(玉華、柳川)